「一般社団法人Metaverse Japan」(代表理事:長田新子、馬渕邦美、以下MVJ)は、世界初のメタバースシンクタンクとしてMetaverse Japan Lab(以下MVJ Lab)の設立とともに、世界を主導する日本のメタバース産業を発表しました。
「知が循環し、世界を主導するメタバース産業立国 ~制約を超えて誰もが可能性を解き放ち、日本の産業・人が世界ではばたくメタバースを!~」
上記政策コンセプトの実現に向け下記の5つの柱(Five Pillars)を提案します。
- 産業基盤強化
- 人材育成
- メタバース特区創出
- ルール形成と国際標準
- ダイバーシティ&インクルージョン
それぞれの柱(Pillars)のコンセプトと提案施策は下記の通りです。詳細は2月6日発表予定のサマリ版と、詳細版を近日中に発表します。今後も国会議員や、各省庁との連携や提言を実施します。
1.産業基盤強化
「産業のメタバーストランスフォーメーション(MX)」をコンセプトに下記の施策を提案します。
・メタバーススタートアップ創出・育成支援
・メタバースに関するプロジェクト・実証・実装に対する補助金
・領域横断での連携を支援する技術基盤支援
・海外企業とのメタバース連携支援
2.人材育成
「日本から世界へ。メタバースの人材輩出ハブ」をコンセプトに下記の施策を提案します。
・クリエイター支援とクリエイターエコノミー創出
・大学・高専と連携したメタバース人材育成
・海外人材・研究者の日本との連携プロジェクトへの支援・補助金
・メタバースリスキリング支援
3.メタバース特区創出
「地方の先進課題解決から、イノベーションが生まれ変化し続ける拠点へ」をコンセプトに下記の施策を提案します。
・自治体におけるメタバース特区創出
・世界のメタバース有力企業の誘致・支援
・大阪・関西万博やスマートシティ施策との連携支援
4.ルール形成と国際標準
「コンテンツ大国日本が安心・安全なメタバースを主導」をコンセプトに下記の施策を提案します。
・ルール形成支援
・標準化推進
・国際標準化・ルール形成戦略に向けた官民協議会設置
・海外標準化機関との連携
5.ダイバーシティ&インクルージョン
「誰もが可能性を創出できる世界へ」をコンセプトに下記の施策を提案します。
・メタバースを活用した制約のある方の就労支援・ガイドライン策定、雇用機会創出補助金
・インクルーシブなメタバースに対する技術開発支援
・ガイドライン策定
・途上国でのユースケース創出を含む支援
MVJでは設立を発表した「MVJ Lab」を中心に、今後も「世界を主導する日本のメタバース産業」の実現に向け政策提言や、実行のための日本の産学官やグローバル連携を通じた取り組みを加速して参ります。
※「MVJ Lab」についてはこちらをご覧ください。
https://metaverse-japan.org/news/mvjlab