MVJは、業界や企業の垣根を越えて最先端の情報や世界観を広く共有するハブとなることで、メタバースという新しい概念を議論していく礎として、様々なイベントを実施してまいりました。MVJが積み上げてきたネットワークをかけ合わせることで、業界内の影響力を高め、また業界の更なる発展を期待する取り組みとして、このたび『Japan Metaverse Awards 2024』を開催する運びとなりました。
このアワードでは、メタバースの無限の可能性を解き放つハッカソン「Metaverse Japan Hackathon」と業界をリードするプロジェクトや個人を称える「Metaverse Japan大賞」で構成されており、メタバースの領域で、革新的なチャレンジ、新たな社会実装や開発、事業化を推進する個人やプロジェクトを称えることを目的としています。
「Metavese Japan Hackathon」は、スタートアップや新規事業、ハッカソンのために開発したプロダクトを募り、選定された最大5プロジェクトによるピッチを開催します。審査員によって受賞者を決め、賞金が支給されるコンテストです。メタバースやXRを活用したプロダクト、もしくはそれらを使用するためのソフトウェアやハードウェアを開発するスタートアップや新規事業、ハッカソンのために開発されたプロダクトが対象となります。ゲーム、デジタルツイン、アートなどジャンルは問いません。
「Metaverse Japan大賞」は、2024年にメタバース領域で活躍した個人や企業に対して、Metaverse Japanからアワードが授与されます。自治体や社団、NPO、社会起業家などによる教育や福祉など、社会的な問題解決や改善を目指すメタバースを活用したプロジェクトを表彰する「Best Social Innovation / ソーシャルイノベーション賞」など、合計7部門の分野を表彰します。
「Metavese Japan Hackathon」と「Metaverse Japan大賞」の表彰式は、2024年9月25日(水)同時開催の「Metaverse Japan Summit 2024」にて発表します。
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事 長田新子のコメント
Metaverse Japanは、業界や企業の枠を超えて、最先端の情報や世界観を広く共有するハブとしての役割を果たすことを目指し、設立から丸2年が経ちました。当初は具体的な事例がまだ少ない状況でしたが、今やメタバースという言葉は一般的になり、業界から個人の領域まで日々多くの実装事例が生まれています。このような多様なアイデアや素晴らしい実績に光を当て、さらなる発展を促すことも、私たち業界団体の役割だと考えています。そこで、「JAPAN Metaverse Awards」を立ち上げることにしました。この取り組みは、企業や自治体、個人の皆様が挑戦してきた成果を披露し、発信することをサポートすると同時に、次なるチャンスにつながる機会となれば幸いです。
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事 馬渕 邦美のコメント
メタバースは、私たちの世界を大きく変える可能性を秘めています。革新的な技術やアイデアが、新たなコミュニケーションや体験を生み出し、社会の在り方そのものを変えていくでしょう。JAPAN Metaverse Awards 2024は、そんなメタバースの未来を担う挑戦者たちを応援し、その活動を広く社会に発信するための場です。このアワードを通じて、メタバースのさらなる発展と社会実装を加速させ、より豊かな未来を創造していきたいと考えています。皆様のエントリーを心よりお待ちしております。
Metaverse Japan Hackathon 募集要項
メタバースに関わる新規事業やスタートアップ、ベンチャー企業のプロダクト及びサービスのための開発コンテスト。提出された成果物から最大5プロジェクトを最終選考として選出。選出されたプロジェクトは9月25日の最終審査会にてピッチを行い、表彰されたチームには賞金が授与される。
賞金:「最優秀賞 100万円」他
対象:
・メタバースやXRを活用したプロダクト及びサービス。または、それらを使用するためのソフトウェアやハードウェア、本ハッカソンのために開発されたプロダクト。
・既にローンチ済みのプロダクトでも応募可能。
・ゲーム、デジタルツイン、アート、ファッションなどジャンルは問わない。
・国籍、年齢不問。
・9月25日のJAPAN Metaverse Awardsに現地参加が可能な方。
参加費:無料。
スケジュール:
6月18日〜8月24日:開発期間
8月24日:成果物提出〆切
8月25日〜9月8日:審査期間
9月9日〜9月11日:最終選考進出者発表
9月25日:最終審査 & 表彰式
審査方法:下記の審査基準を参考に審査を実施。書類審査によって最大5プロジェクトの最終審査進出者を選出し、審査員による最終審査によって受賞者を決定する。
審査基準:
「技術性」:技術的に先進的であり、他にはない特徴を持っているか。
「実現性」:実装が実現されている、もしくは実現性が高いか。
「独自性」:アイデアに新しさがあり、他とは異なる独創的な要素が含まれているか。
「社会性」:社会課題解決に貢献しているか。
※スポンサー賞は、上記の審査基準とは別に独自の審査基準を有していることがあります。
応募方法:https://forms.gle/9icS96nd6JjSVwed7
Metaverse Japan大賞 募集要項
2023年1月から2024年8月までに、メタバース領域で活躍した個人、団体、企業が開発したプロダクトやサービス、プロジェクトに対して、Metaverse Japanが表彰する大賞。
受賞部門:
Best Social Innovation / ソーシャルイノベーション賞
自治体や社団、NPO、社会起業家の方々などによる教育や福祉など社会的な問題解決や改善を目指すメタバースを活用したプロジェクトを表彰する。
Best Industry Metaverse / 実空間メタバース賞
デジタルツイン、3Dシミュレーション、都市デザイン、バーチャルリアリティ空間の創造に焦点を当て表彰する。現実世界の課題を解決するための斬新な視点と技術的な実現性を重視する。
Best Creative Design / クリエイティブデザイン賞
ゲーム、ファッション、アートなど、クリエイティブな表現が光るプロジェクトを表彰する。
Best Technology Innovation / 技術革新賞
ソフトウェアの開発や新しい物理デバイスの創出において技術的に優れたプロジェクトや研究成果を表彰する。
Platina Sponsor Award / プラチナスポンサー賞
スポンサーからの特別な表彰であり、スポンサーが特に価値を見出したプロジェクトを表彰する。
Metaverse Japan Special Award / メタバースジャパン特別賞
Metaverse Japanの会員の企業の中から特に功績のあるプロジェクトを表彰する。
Chief Judge’s Award / 審査員長賞
審査員長、金出武雄氏が特に秀でているとするプロジェクトを表彰する。
対象:
・2023年1月〜2024年8月にメタバースやXR領域で活躍したプロジェクト。
・自薦、他薦問わない。
・個人、団体、企業は問わない。
・国籍、年齢不問。
参加費:無料。
スケジュール:
6月18日〜8月24日:応募期間
8月24日〜9月8日:審査期間
9月9日〜9月11日:ノミネート者へ通知
9月25日:表彰式
審査方法:下記の審査基準を参考にした上で、応募者の中から審査員による投票によって受賞者を決定する。
審査基準:各部門において、以下を審査基準とする。
「技術性」:技術的に先進的であり、他にはない特徴を持っているか。
「独自性」:アイデアに新しさがあり、他とは異なる独創的な要素が含まれているか。
「社会性」:社会課題解決に貢献し、社会的な影響力があったかどうか。
「Platina Sponsor Award / プラチナスポンサー賞」「Chief Judge’s Award / 審査員長賞」は、応募された全てのプロジェクトの中からプラチナスポンサー企業、審査員が特に秀でているものを選出することで受賞者が決定される。なお、「Metaverse Japan Special Award / メタバースジャパン賞」はMetaverse Japan会員企業の中からMetaverse Japanが特に秀でているものを選出し、受賞者を決定します。
応募方法:https://forms.gle/Q9cthJUPaQLSv4hWA
審査員(順不同、敬称略)
審査委員長
金出武雄
京都大学高等研究院 招聘特別教授
知能ロボット・コンピュータビジョン研究者。顔画像認識、自動運転、「アイビジョン」多数カメラ画像技術などの開発。現在、カーネギーメロン大学創始者記念全学教授、京都大学高等研究院招聘特別教授。京都賞、米国フランクリン財団メダル・バウアー賞、IEEE創始者記念メダル、米国人工知能学会アレン・ニューウェル賞、スペインBBVA財団知識のフロンティア賞など受賞。文化功労者、米国工学アカデミー特別会員、日本学士院会員。
会場審査員
齋藤精一
パノラマティクス主宰
建築デザインをコロンビア大学建築学科で学び、2006年、株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。2020年に地域デザイン、観光、DX等を手がけるデザインコレクティブ「パノラマティクス」を結成。2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
せきぐち あいみ
VRアーティスト
2016年からVR空間に3Dの絵を描くアーティストとして活動。
アート制作やライブペイントオファーをを世界各国から受ける。
(USA, Germany, France, Russia, UAE, Singapore, Thailand, Malaysia, Italy, SaudiArabia and Morocco.)
メタバース上に開かれた個展会場には世界中から多くの人が訪れ、ヴェネチア国際映画祭のVR部門に選出される。
2021年「Forbes Japan 100」に選出される。
松島 倫明
『WIRED』日本版編集長
内閣府ムーンショットアンバサダー。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」展示ディレクター。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。
審査員
絢斗 優
一般社団法人JapanBlockchainWeek 理事 / 一般社団法人Metaverse Japan 理事
アーティストとしての経歴とブロックチェーン業界の知識を生かし、多業界の橋渡し役として活動。BAYC Japan,AzukiJapanといったNFTコミュニティの立ち上げを手伝うなど、Web3コミュニティの活性化を積極的に支援。一般社団法人JapanBlockchainWeekの設立理事として、日本のweb3業界を世界に向けて発信するJapanBlockhainWeekを運営。一般社団法人MetaverseJapan設立理事として参加。web3メタバースワーキンググループ座長も務める。生成AIを活用したNFT制作も行っており、東京、香港、NYなどの各地のNFTアート展示に出展するなど、AIクリエイターとしても活動を行う。
豊田 啓介
一般社団法人Metaverse Japan 理事
1972年、千葉県出身。1996~2000年、安藤忠雄建築研究所。2002~2006年、SHoP Architects(ニューヨーク)。2007年より東京と台北を拠点に建築設計事務所noiz で、コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・開発・リサーチ・コンサルティング等の活動を、建築やインテリア、都市、ファッションなど多分野横断型で展開。2017年「建築・都市×テック×ビジネス」がテーマの域横断型プラットフォーム gluonで活動。2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ(2020年)。
山口 有希子
パナソニック コネクト株式会社 取締役 執行役員 SVP CMO / 一般社団法人Metaverse Japan 理事
パナソニックの企業向けソリューションビジネスを担うパナソニック コネクト(株) の 取締役 兼 デザイン&マーケティング部門の責任者として、国内外の広報&マーケティング、デザイン機能を強化しつつ、ビジネス改革・カルチャー改革、サステイナビリティ推進に取り組む。また、ダイバーシティ推進担当役員として、女性やLGBTQ+を含むジェンダーダイバーシティ、男性育休100%取得などの取り組み等を強力に推進している。日本IBM、シスコシステムズ、ヤフージャパン(現 LINEヤフー)など国内外の複数の企業にてマーケティング部門管理職を歴任。日本アドバタイザーズ協会 メディア委員会 副委員長 デジタルメディア担当。ダイバーシティコミュニティ「Mashing Up]理事。 不登校児とその親を支援するNPO「優タウン」の副理事としても活動中。
中馬 和彦
KDDI株式会社 オープンイノベーション推進本部 本部長 兼 ビジネス共創推進室 室長 / 一般社団法人Metaverse Japan 理事
KDDI株式会社 オープンイノベーション推進本部 本部長として、スタートアップ投資をはじめとしたオープンイノベーション活動、地方自治体や大企業とのアライアンス戦略、および全社横断の新規事業を統括。「新しい資本主義実現会議」スタートアップ育成分科会委員、経済産業省 J-Startup推薦委員、経団連スタートアップエコシステム変革TF委員、東京大学大学院工学系研究科非常勤講師、バーチャルシティコンソーシアム代表幹事、クラスター株式会社 社外取締役他、多数。
小塩 篤史
麗澤大学工学部 教授 / 東京大学大学院情報学環 特任准教授 / 一般社団法人Metaverse Japanアドバイザー
データサイエンス・人工知能領域の研究を背景に、研究者・起業家としてAIやメタバースなどのデジタル技術による人間の可能性の拡張をすすめる。特に、医療・教育などの人間と密接に関わる領域でのITやAIの研究開発を行い、生成AIをベースにひとに寄り添う「やさしいAI・メタバース」の社会実装を行う。
三宅陽一郎
東京大学生産技術研究所特任教授 / 一般社団法人Metaverse Japanアドバイザー
京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、博士(工学、東京大学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会(副委員長)、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。
長田新子
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事 / 一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長
AT&T、ノキアにて通信・企業システム営業、マーケティング及び広報責任者を経て2007年にレッドブル・ジャパンに入社。コミュニケーション統括責任者及びマーケティング本部長(CMO)として10年半、エナジードリンクのカテゴリー確立及びブランド・製品を市場に浸透させるべく従事し2017年に退社。2018年から渋谷区にて設立された(一社)渋谷未来デザイン理事・事務局長として、都市の多様な可能性をデザインするプロジェクト活動を推進。2018年にNEW KIDS(株)を立ち上げ、ブランド、コミュニティ・アスリート・イベント関連のアドバイザーや講演活動等を行いながら、Metaverse Japan代表理事、日本ダンススポーツ連盟理事、マーケターキャリア協会理事、シブヤ・スマートシティ推進機構理事、(株)SAKUSEN TOKYO 社外取締役、コミューン(株)顧問等の活動も行なっている。
著書に「アスリート×ブランド感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議)、渋谷未来デザイン編・著書として「変わり続ける︕ シブヤ系まちづくり」(工作舎)を出版。
受賞歴:
バーチャルハロウィン企画:第7回JACEイベントアワード 最優秀賞「経済産業大臣賞」(2020年)日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構の第11回Webグランプリ「Web人賞」(2023年)AIR RACE X:スポーツ庁主催SPORTS INNOVATION STUDIOコンテスト 「パイオニア賞」(2023年)
馬渕邦美
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事 / デロイトトーマツコンサルティング パートナー
•2009年:世界No2広告代理店グループのオムニコムのデジタル・エージェンシーTribal DDB Tokyo ジェネラル・マネージャーに就任。日本における事業の立ち上げを成功させる。
•2012年:WPPグループである世界No1広告代理店オグルヴィ・ワン・ジャパン株式会社、ネオ・アット・オグルヴィ株式会社の代表取締役に就任。オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャ パン・グループのデジタルビジネスを牽引。グループの再生を成功させた。
•2016年:オムニコム・グループのNo1PRエージェンシーであるフライシュマン・ヒラード SVP&Partner。
•2017年:PwCコンサルティング合同会社のエグゼクティブ・アドバイザー就任。
•2018年:Facebook Japan Director / 役員に就任
インスタグラムの日本における3500万MAU、世界第2位の達成、APACにおけるNo1のJapan Revenue Growthを成功させた。
•2020年 : PwCコンサルティング合同会社 パートナー 執行役員
•日本ディープラーニング協会 有識者会員
•人工知能学会会員
•デロイトトーマツコンサルティング パートナー
•一般社団法人 Generative AI Japan理事
イベント概要
名称:Japan Metaverse Award 2024
日程: 2024年9月25日(水)
会場: 室町三井ホール&カンファレンス
(〒103-0022東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 COREDO室町テラス3階)
主催: 一般社団法人Metaverse Japan
共催: 一般社団法人渋谷未来デザイン
特別協力:三井不動産株式会社
企画:imi Inc.
メディアパートナー:WIRED、MetaStep
URL:https://mvjaward.com/
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