「一般社団法人Metaverse Japan」(以下MVJ)(代表理事:長田 新子、馬渕 邦美)は、日本がデジタル経済圏の新たなフロンティアに乗り出す第1歩として、Web3時代に向けた『地方創生 x メタバース』の大規模カンファレンスイベント「Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan」を2023年2月2日(木)に渋谷ストリーム ホールで開催しました。
「テーマセッション」と「インタラクティブセッション」と2つのステージで合計30プログラムを行い、リアル会場・オンライン合わせて、延べ約3,600名が参加しました。
Japan Empowerment Summit 2023公式サイト:https://mvjsummit.com/mvjs2023/
6F大ホールで行われたテーマセッションは、『メタバースが拓く新しい日本のあり方』からスタート。衆議院議員の平将明氏はオンラインで登壇し、「地方創生とWeb3は相性がいい」と可能性を語りました。さらに、Metaverse Japanのアップデートとして、メタバースシンクタンク「Metaverse Japan Lab」を設立し、日本のメタバース産業の実現に向けた政策提言を実施していくと表明。また、人材育成育成の場として「Metaverse Academia」およびベンチャー企業を支援するインキュベーションプログラムも実施していくことを発表しました。
4Fの会場では、インタラクティブセッションとして、全国の地自体や省庁による取り組みを紹介しました。
内閣府による『メタバース空間内において生じ得る問題事案等とこれへの対応』では、内閣府の知的財産推進事務局が進める「メタバース上のコンテンツ等をめぐる新たな法的課題への対応に関する官民連携会議」の取り組み内容や、具体的にどのような議論が行われているのかを紹介しました。
札幌市は、さっぽろ雪まつりでのXR活用の取り組みや、実証実験中のメタバース空間「バーチャルすすきの」内での雪まつりと連動したVRアート展示などを紹介。また、渋谷区と神戸市は、それぞれの市でのスタートアップ支援の取り組みや、両市が連携しての多拠点スタートアップ創出の取り組み、海外でのプロモーションなどを紹介。さらに、都市がつながり合うことによる今後の可能性についても議論が行われました。
省庁ライトニングピッチ 内閣府「メタバース空間内において生じ得る問題事案等とこれへの対応」の様子
会場5Fには、パートナー企業によるブースが設置され、各社の取り組みを紹介する展示や、メタバース空間などを体験できるデモを行い賑わいました。
Japan Empowerment Summit 2023のレポート記事は、Metaverse Japan公式サイトに掲載します。会場での熱気あふれる議論をぜひご覧ください。
開催レポートはこちら(随時公開中)https://metaverse-japan.org/japan-empowerment-summit-2023/
ダイジェストムービーはこちら
https://youtu.be/7R4joFYwP0I
Metaverse Japan 代表理事コメント
長田新子
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事/一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長
「日本の可能性をメタバースを通じて世界に解き放つハブとなる」ことをミッションに2022年3月に設立されたMVJは、すでに産官学140以上の企業や団体にご参加頂き、当初から計画してきた勉強会、ワーキンググループ、イベント、政府提言などMVJならではの活動の推進により、主体的な参加者が増えて活発化してきていると感じております。設立以来2度目の業界横断型イベント「Japan Empowerment Summit 2023」も無事開催することができ、3,000人以上の方にご来場いただきました。今回のテーマは、「地方創生xメタバース」ということで、企業のみならず、省庁、全国の自治体そして学校関係者の方々も多くお越しいただき、メタバース全体のアップデートのみならず、観光、教育などの分野で具体的な活用事例をきっかけに、活発な議論とつながりと生み出し、自治体を中心としたワーキンググループの立ち上げにも至りました。改めて、イベントにご参加・ご支援いただいた全ての皆様に御礼を申し上げると同時に、2期目に向けてチーム一丸となって気を引き締めて邁進していきます。
馬渕 邦美
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事 /PwC Japan合同会社 パートナー 執行役員
MVJにとって、昨年の7月に続き2回目の大規模インベントの実施でした。メタバースは、2022年にバズワードとしてスタートした時期から、2023年は社会実装に移行する重要なタイミングであり、社会実装を進める為のキードライバーとして“地方創生xメタバースが日本をアップデートする”をテーマにこのイベントを企画しました。教育、医療、スポーツ、観光、SDG’s などのテーマセッションと、多数の自治体からのライトニングピッチ、6省庁からの後援もあり、社会としての関心の高さ、参加者の方々の高い熱量を実感しました。また、日本をメタバース産業立国にを掲げての政府提言、人材育成に向けたアカデミア、インキュベーションプログラム、世界初(※)のメタバース・シンクタンクであるMVJラボの立ち上げとカーネギーメロン大学名誉教授金出先生の参画も発表させて頂きました。引き続き、高い目標を掲げMVJのミッション・ビジョンに向けて活動して参ります。ご興味のある方には是非、会員としてご参画頂き、引き続き皆様のご理解と応援を宜しくお願い致します。
※自社調べ(2023年2月)国内外の「メタバースシンクタンク」として
【Japan Empowerment Summit 2023 とは】
日本のみならず、世界においてWeb3時代のメタバースの未来とユースケースを巡る議論が勃興しています。 2023年に向けて、VRデバイスの進化やエンターテイメント分野においては既に大きな胎動が始まっており、その先には、テクノロジーの進化とともに、リアル × バーチャルを融合した産業用マルチバースやコミュニケーションバースと呼ばれる、教育 、医療 、SDGs 、観光 、 スポーツなどの分野の社会実装が予想されています。
日本がデジタル経済圏の新たなフロンティアに乗り出す第1歩として、私たちMVJは、Japan Empowerment Summitとして、Web3時代に向けた地方創生 × メタバースのイベントを開催します。 デジタル技術が格段に進歩し、さらにwith/afterコロナの新たな生活様式が広がりはじめ、web3という新しい時代の原動力が加速する今、メタバースは急激に拡大する可能性を秘めています。 MVJは地域をメタバースでどう活性化し自治体とのハブを築くことを目的に、「地方創生 × メタバース」の未来と課題を議論し学ぶ場を提供します。
【イベント概要】
名称:Japan Empowerment Summit 2023 presented by Metaverse Japan
主催:一般社団法人Metaverse Japan
共催:一般社団法人渋谷未来デザイン
後援:デジタル庁/総務省/文科省/国交省/経産省/渋谷区
ゴールドパートナー:大日本印刷株式会社/中外製薬株式会社
パートナー:シャープ株式会社/アドビ株式会社/凸版印刷株式会社/クラスター株式会社/株式会社Psychic VR Lab/株式会社ワントゥーテン
メディアパートナー:Forbes JAPAN、ライフハッカー[日本版]
特別協力:東急株式会社
日程:2023年2月2日(木)
時間:10:00~21:00 (予定)
会場:渋谷ストリーム ホール